お店の紹介

【三恵堂/西区二十四軒】季節を感じる上生菓子とバター入り西町どら焼き

練り切りは、和菓子の象徴だと思う。

店舗情報

三恵堂

札幌市西区二十四軒3条2丁目5-9
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地下鉄東西線【二十四軒駅】から徒歩11分
地下鉄東西線【琴似駅】から徒歩12分

駐車場あり(広め)

営業時間:9:00〜17:00
定休日:火曜日

このページの内容は、訪問当時の情報です。現在とは異なる場合がありますので、『確実に食べたい!』という場合は、店舗へ確認をお願いします。

日本は、四季が豊かだ。
それを存分に表現しているのが練り切り(上生菓子)。

まさに、和(日本の)菓子だなあと思う。

三恵堂の魅力

三恵堂の秋の上生菓子

札幌では、餅菓子をメインにしている和菓子屋が多い。
いろんなエリアに住んできたけれど、いつも近所に餅屋(大福屋)があった。

でも、練り切りになるとなかなか見かけない。

気軽に食べられる大福と比べると高価だからなのか…
なにか文化的なものなのか…
原材料(小豆)は手に入りやすいはずなのに…

そんな、貴重な練り切りがメインの和菓子屋が三恵堂。

三恵堂は調べないと見つけられない、路地裏にある。

コメダ珈琲二十四軒店の裏の小道。
目の前まで行くと、看板とのぼりで気付く。

三恵堂の駐車場
三恵堂の駐車場
三恵堂の外観
三恵堂の外観

家の一部がお店になっているような、そんな見た目。
建て替えているので建物は新しいけれど、長くやっているお店らしい。

中に入ると小さなショーケースに色とりどりの練り切りが並んでいる。

どら焼きやお饅頭、大福などもあるけれど、華やかな見た目についついいつも練り切りばかりを買ってしまう。

三恵堂の2021年11月の上生菓子
三恵堂の2021年11月の上生菓子

たくさんの種類があってどれにしようか毎回迷う。
しかも、季節ごとに変わっていくから何度行っても迷う。
それもまた楽しい。

秋なら紅葉、春なら桜。
クリスマスにはクリスマスデザインも登場する。

三恵堂の12月の上生菓子(クリスマスセット)
三恵堂の12月の上生菓子(クリスマスセット)
三恵堂の2022年夏の上生菓子
三恵堂の2022年夏の上生菓子

昔ながらの風情あるデザインだけじゃなく、現代的な可愛らしいものもあるのが、最近の練り切り事情。

普段食べない人は『練りきりって、全部白あんでしょ?』と思うかもしれない。
小豆あんに比べると、淡白でちょっと物足りないのでは、と。

(もちろん、とても美味しい白あんだってある。私は、morimotoの大手亡豆のどら焼きが好きだ。)

三恵堂の練りきりには、中のあんが、ゆず、梅、桜などのものもある。
だから、見た目だけでなく、味でも季節が味わえる。

練り切りがメインとは言いつつ、実は、どら焼きも人気。
食べログでは、どら焼きのことが書かれている口コミをちらほら見かける。

生地は、どら焼き特有の弾力は控えめで、ふっくら歯切れがよい。
ちょっと小ぶりなところが、おやつにちょうど良い感じ。

種類が豊富で、一番人気は『西町どら焼き』。

三恵堂のどら焼、西町どら焼(バター入り)
三恵堂のどら焼、西町どら焼(バター入り)

西町どら焼きだけ、1枚の皮を折りたたんであんこを挟んでいるスタイル。

三恵堂のどら焼、西町どら焼(バター入り)
三恵堂のどら焼、西町どら焼(バター入り)

あんこの中に、スティック状のバターが包まれてるのが特徴。

どら焼きは、大福と違って賞味期限には数日の猶予がある。
練り切りと一緒に、ぜひ。

三恵堂の商品

季節の上生菓子(練り切り)

三恵堂の季節の上生菓子(練り切り)
三恵堂の季節の上生菓子(練り切り)

●季節の上生菓子(練り切り)
季節ごとに様々なデザインと味が楽しめる。

ゆずや梅などのあんは、一口頂くとふわっと風味が広がるの。

西町どら焼

三恵堂の西町どら焼

●西町どら焼
最近流行りのあんバターは、バターたっぷりの背徳感強めが人気な様子。

バターの主張が強くて、バターを食べてる感じがするようなタイプ。

それと比べると、西町どら焼きはバターの量が控えめ。

でも、それがあんことちょうどいい塩梅。

しっかり小豆の風味がするあんことバターとのバランスがいい。

ABOUT ME
木村大福
札幌在住のあんバサダー(日本あんこ協会 認定あんこ女子)。 札幌中のあんこを食べ尽くしたい…!