札幌から本州のあんこお取り寄せ体験記

有名なあのあんこ、今話題のあんこ…

札幌のあんこもいいけれど、やっぱり憧れてしまう本州のあれこれ。

でも、北海道からのお取り寄せは、送料や賞味期限が気になるところ。

そこで、このページでは私のお取り寄せ体験を紹介しています。

ぜひ勇気をもってお取り寄せしてみてほしい！

【2022年】あんこ博覧会（札幌三越）をあんこマニアが詳しく紹介あんこマニア（日本あんこ協会認定あんこ女子）による、2022年あんこ博覧会in札幌の紹介。あんこ博覧会の魅力や『あんこぱらだいす。』との違い、出店店舗や販売商品の紹介など、どこよりもマニアックにレポート。...

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【東京】あんこと『あんこチーズケーキ』

あんことオンラインショップ

東京：五反田・恵比寿にある『それがし』という和食店が手がける、あんこスイーツのブランド『あんこと』。

2021年に立ち上げられたこのブランドの看板商品が『あんこチーズケーキ』。

北海道在住の私は、和食店：それがしを全く知らない。

でも、「おいしい店に違いない…！」と思ってしまうほど、あんこチーズケーキはおいしかった。

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とにかく、あんこ（つぶあん）がおいしかった。

あんこスイーツは、あんこ以外のもの（例えばバターやホイップ、フルーツなど）が主役のスイーツも多い。

もちろん、そんなスイーツも素敵だ。

ただ、あんこマニアとしては、あんこスイーツを食べるなら「あんこが主役でいてほしい！」と思ってしまう。

あんことのあんこチーズケーキは、「あんこが主役だ」と感じさせてくれるほど、あんこのおいしさが口の中に広がるのだ。

甘さが前面に出るのではなく、小豆の風味がしっかりする。

でも、決してあんこだけが目立っているとかではない。

食べたとき、チーズケーキのおいしさを感じながらも「このあんこ、すごくおいしい！」と思わせるバランス。

あんこを主役にするために、チーズにこだわっている。

そんな感じ。

チーズケーキだってすごくおいしいのに、ちゃんと主役をあんこに譲っていて、まさに名脇役。

「室温で1〜1.5時間解凍してください」

とのことだったけれど、4月の北海道ということもあってか、箱ごと食卓に出しておいても1.5時間の時点ではカチカチ。

結局3時間弱くらいで解凍できた。

私は完全に解凍してケーキとして食べたけれど、解凍しきらずにアイスのように食べるのもおいしいらしい。

【東京】舟和『あんこ玉と芋ようかん』の詰合せ

舟和のオンラインショップ

私が舟和の『あんこ玉と芋ようかん』を知ったのは、Instagramだった。

『舟和』は、東京浅草にある芋ようかんの有名店。

明治30年代、現在のような芋ようかんを生み出した一人が舟和の創業者：小林和助だった。

実は、芋ようかんだけなら、札幌三越のB2階『全国銘菓 菓遊庵』で販売しているらしい。

でも、Instagramで心奪われたのは、色鮮やかなあんこ玉。

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あんこ玉は、丸めたこしあんを寒天でコーティングした、あんこだけを味わうお菓子。

私に、あんこ玉を食べない選択肢はなかったので、芋ようかんとの詰め合わせを購入した。

６色あるあんこ玉の味は、茶：小豆あん、白：いんげん（白あん）のほか、緑：抹茶、オレンジ：みかん、黒：コーヒー、ピンク：いちご。

芋ようかんと同じく、創業当時からあるお菓子だけれど、みかんやいちごなどは、はっきりした今どきっぽい味。

全部味が違うので「こっちはどんな味だろう？」と食べているうちに、あっという間になくなってしまう。

あんこ玉に比べると、芋ようかんはとても素朴。

原材料は、さつまいもと砂糖と少しの塩だけ。

甘さはかなり控えめで、芋そのものの味わいを存分に楽しめる。

和菓子好きなら、この芋ようかんにもぐっとくるはず。

あんこ玉のみの商品もお取り寄せできるけど、やっぱり芋ようかんとの詰め合わせをおすすめしたい。

要冷蔵で翌日までの賞味期限だけれど、比較的少ない量でのお取り寄せができるので、食べきるのには苦労しない。

余計な保存料を使っていないが故の賞味期限の短さなので、それも含めて魅力として楽しんで。

【名古屋】トミーズ『あん食』

トミーズオンラインショップ

あんこを混ぜ込んだ食パンは、北海道のパン屋でも売っている。

例えば、『どんぐり』の日替わり食パンだったり、高級食パンの嵜本が期間限定で売り出したり。

でも、『トミーズ』のあん食パンは特別に思える。

何が違うかと言ったら、断面。

「あんこたっぷり」というのが伝わってくるあんこの層の厚さ。

はじめて写真を見たとき、「絶対に、絶対にいつか買うぞ」と私は固く心に決めた。

そうなってしまうほどに、このあん食の断面は魅力的。

そして、この見た目通り、本当にあんこがたっぷり。

届いたあん食があまりに重いので、思わず重さを計ったらなんと『982g』

ほぼ1㎏という重量だった。

あんこがたっぷり練りこまれているので、どこをかじってもあんこがいる。

しっかり小豆の風味のするつぶあんを存分に楽しめて夢のよう。

表面にはみ出して焼かれているあんこもおいしい。

東京よりも遠いし、お菓子と比べると大きいので送料は高くつく（あん食の2倍以上！）。

それでも、勇気を出して買ってみて本当によかった一品。

届いた段ボールには『4/20着希望』と記載が。

着日指定はしていないので、できるだけ早く届くようにお店の方が気を遣ってくれたらしい。

さすがに翌日には届かなかったけれど、そのお気持ちに感謝。

購入できる最小単位は1本なので、購入にはちょっと勇気がいる。

でも、スライスして1枚ずつラップして冷凍すれば、1ヶ月くらいは美味しく食べられるのでご安心を。