あんこをお腹いっぱい食べるために通う。
円山茶寮
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地下鉄東西線【西28丁目駅】から徒歩4分
駐車場有
※お店は西28丁目駅の通りからちょっと入ったところだけど、駐車場の入口は通り沿い
営業時間:11:00~22:00
定休日:木曜
※定休日が一時的に変更となる場合あり
いろんなガイドブックに紹介されている、老舗のカフェ。
最近は、円山茶寮と言えば、いちごぜんざいを思い浮かべる人も少なくないはず。
写真映えするいちごぜんざいは、Instagramで人気がある。
でも、私はあんバサダー(日本あんこ協会認定あんこ女子)だから、ここではあんこのことを語りたい。
円山茶寮の魅力
円山茶寮には、ぜんざいなどのあんこを使ったメニューが多い。
茶寮なので、コーヒー・紅茶がメインだけれど、その次にぜんざいが多いんじゃないかと思う。
そのぜんざいのあんこは、甘くない。
最近流行りの『甘さ控えめ』とかではなく、甘味と呼べるギリギリ、本当にギリギリまで甘さが抑えられている。
そして、あんこの量がめちゃくちゃに多い。
それはもう、嘘みたい(夢のよう)に。
だから、すごく贅沢に『豆』を味わえる。
もちろん、こってり甘いあんこも素敵だ。
私は、こてこてに甘い『あいすまんじゅう』のあんこも好きだ。
だけど、たっぷりの豆を思い切り味わえるこのあんこも最高だと思った。
もし、このあんこが甘かったら、絶対に美味しく食べ切れない(そのくらい量が多い)。
もし、このあんこの量が少なかったら、全然物足りない(甘味を食べた気分にならない)。
この甘さと量は絶妙なバランスなんだと思う。
(私の胃がかなり大きいからそう感じる可能性も…ある)
ちなみに、あんこ以外も量が多いので、空腹での訪問を推奨。
ほとんどの人は食後には食べられない。
人によっては、空腹で行っても食べ切れない可能性がある。
自信のない人は、胃の大きい相方を連れて行こう。
円山茶寮は少し分かりづらい場所にある。
でも、それがまた隠れ家的で心をくすぐられる。
美容室の駐車場の横に『円山茶寮』という手作り感ある看板が見える。
看板を右に曲がって、石の小道を奥まで進むと入口に辿り着く。
民家を改装したであろう店内は、積み重ねた年月が感じられる。
最近流行りの古民家を改装したおしゃれカフェとはまた少し違ったレトロな雰囲気が魅力。
なお、店猫が2匹いる。
人にとても慣れた様子で、静かに店内や店の周りで過ごしている。
猫アレルギーの私が訪問しても、全く症状は出なかったので、大丈夫だとは思うけれど、アレルギーが強い人や、そもそも猫が苦手な人はご注意を。
円山茶寮の商品
クリームぜんざい(白玉入り)
●クリームぜんざい(白玉入り)
アイスの下は、器いっぱいのつぶあん(本当に油断してはいけない量)。
あんこ好きのためのぜんざいとしか思えない。
あんこだけ食べると、『豆を食べてる』という感じ。
アイスを一緒に食べると、甘味を食べていたことを思い出す。
それを行ったり来たりするのが楽しい。
アイスもこぶし大、白玉も大きいサイズが6個とかなりのボリューム。
温いぜんざい(おもち入り)
●温いぜんざい(おもち入り)
温いぜんざいは、他と比べるればややボリュームは控えめ。
とはいっても、器いっぱいにそそがれた様子は、なかなかの迫力。
お椀に入っているけれど、汁気はなく、ほぼあんこそのものとも言える粘度の高さ。
やっぱりこれも、あんこ好きのためのものとしか思えない。
アイスなど、ほかに甘いものは入っていないので、全体の甘さは本当に控えめ。
甘党というよりは、豆好きに勧めたい一品。
抹茶ぜんざい(おもち入り)
●抹茶ぜんざい(おもち入り)
ぱっと見、あんこが上に乗っているように見えるけれど、もちろん違う。
器にたっぷり盛られたあんこの上に、お餅が乗っていて、抹茶がかけられている。
あんこは冷たくて、抹茶とお餅は温かい。
抹茶はしっかり苦みのあるタイプ。
あんこの甘さは控えめだけれど、抹茶があることで甘さを感じやすい。
もっと食べられる!という人は、バニラアイスの乗った『抹茶ぜんざいアイスクリーム添え』があるので、そちらを。