もち処 一久 大福堂(もちどころ いちきゅう だいふくどう)
札幌市豊平区月寒中央通4丁目1-7
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地下鉄東豊線【月寒中央駅】から徒歩6分
駐車場:5台
7:00 ~ 17:00
札幌市中央区北1条西24丁目
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地下鉄東西線【円山公園駅】から徒歩5分
駐車場:なし
9:00~18:30
札幌市白石区南郷通8丁目北2-21
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地下鉄東西線【南郷7丁目駅】から5分
駐車場:6台
9:30~19:00
札幌市西区琴似1条4丁目4-17濱田ビル
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地下鉄東西線【琴似駅】から徒歩2分
駐車場:なし
9:30~19:00
いずれも定休日なし
その他、札幌に丸井今井札幌店、三越店、大丸札幌店、清田ミニショップの4店舗、旭川エリアに3店舗、函館に1店舗あり。
詳しい店舗情報は、公式HPを確認
札幌市内に8店舗もあって、目にする機会が圧倒的に多い。
住宅街にも、おしゃれな店が揃う円山にも、もちろんデパ地下にもある。
だから、大福堂は、『札幌の大福屋』としてパっと思い浮かべるお店のひとつだった。
でも、本店は旭川市。
1924年/大正13年(100年近くも前に!)に旭川の買物公園で開業した。
札幌に進出してきたのは平成9年なので、大福堂の歴史の中では比較的最近の話。
もち処 一久 大福堂の魅力
現在、10店舗以上を展開する大福堂は、チェーン店と言える。
チェーン店について、日持ちするものを大量生産するイメージが私にはあった。
実際、大手菓子メーカーの大福は、個包装されて多少日持ちするものが多い。
でも、大福堂は違う。
その日に搗いたもちで大福を作って当日売り切る、昔ながらのスタイルで大福を作って売っている。
日持ちする大福もありがたいけれど、大福を食べたい気分のときには、「ちょっと違う」と思ってしまう。
大福堂の大福は、この大福を食べたい気分がちゃんと満たされる、『大福屋の味』がする。
餅らしい弾力、小豆の風味がするあんこ。
なにか特別な味がするのではない、ただただまっすぐ大福の味。
商品ラインナップは、白大福、赤大福、豆大福、草大福、おはぎと定番が毎日並ぶ。
そのほか、春になれば、べこ餅や柏餅、桜餅。
いちごの季節にはいちご大福。
期間限定で流行りもの(ピスタチオとか)の大福が並ぶこともある。
でも、いつだって定番が一番美味しいように感じる。
ちなみに、毎日売り切りなので、夕方に行くと売り切れていることも。
さらに、『日持ちや食感を保つための処理はしていません』(公式HP)とのことで、夜には固くなってしまう。
こればかりは、大福らしいおいしさと引き換えなので仕方ない。
美味しさを追求するなら、午前中に買ってきて食べるのがおすすめ。
もち処 一久 大福堂の商品
黒豆大福(つぶあん・こしあん)
●黒豆大福(つぶあん・こしあん)
つぶあんか、こしあんか…あんこ好きには重要な問題だけれど、大福堂では両方売っているので嬉しい。
程よい歯ごたえの美瑛産の黒豆がたっぷり。
あんは、上品な和菓子屋の味というよりも、町の美味しい大福屋の味。
濃い草大福(つぶあん・こしあん)
●濃い草大福(つぶあん・こしあん)
こちらもつぶあん、こしあんが選べる。
濃い緑色から想像する通りの、強いヨモギの風味。
「どうせ草大福を食べるなら、ほんのりじゃなくがっつりヨモギを味わいたい」という気持ちに応えてくれる。
くるみ大福
●くるみ大福
くるみがたっぷり入った餅。
『焼く』という要素がない大福に、くるみの香ばしさが際立つ。
このくるみ餅には、なぜかつぶあんが最高だと思える。
赤大福
●赤大福
小豆あんとは違った、まろやかな味の白あん。
優しい甘さで、ふんわり感じる豆の味が心地よい。